・「その基底を蝸牛軸底といい、内耳道底に向かう。」（日本人体解剖学）
・「側頭骨の錐体の長軸にほぼ直角にある円錐形」（船戸和也のHP）
・「尖端の蝸牛ラセン管の第2，第3回転の巻き付く部分では、蝸牛軸は著しく薄い骨板状を呈するところから蝸牛軸板と呼ばれる。」（日本人体解剖学）
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・蝸牛神経、脈管の通路となる多数の狭い縦管の集合体で盲管となっている。
蝸牛軸中心管：蝸牛軸縦管の中でも中心に位置する太いもの。
ラセン孔列：入口でラセン状に配列している小管 |
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・蝸牛軸の周辺において、骨ラセン板の高さをラセン状に通過する管
・ラセン神経節を内部に収めている。
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「 日本人体解剖学 」では以下のように解説している。
「海綿様骨質からなる円錐体で、その基底を蝸牛軸底といい、内耳道底に向かう。その尖端の蝸牛ラセン管の第2，第3回転の巻き付く部分では、蝸牛軸は著しく薄い骨板状を呈するところから蝸牛軸板と呼ばれる。蝸牛軸内には2種の管があり、1つは蝸牛神経および静脈の通路で、多数の狭い縦管によって貫かれる。これを蝸牛軸縦管といい、盲管をなす。その中心にある太いものを蝸牛軸中心管といい、その他の小管は入口で、ラセン状に配列してラセン孔列という。さらに、他の管は蝸牛軸の周辺に近い部にあって骨ラセン板の高さをラセン状に経過する管である。これを蝸牛軸ラセン管といい、蝸牛神経のラセン神経節をその中に収める。」
また、以下は「Wikipedia」の解説文となる。
The modiolus is a conical shaped central axis in the cochlea. The modiolus consists of spongy bone and the cochlea turns approximately 2.75 times around the central axis in humans. The cochlear nerve, as well as spiral ganglion is situated inside it. The cochlear nerve conducts impulses from the receptors located within the cochlea.
【 語 句 】
・conical：円錐状の ・axis：軸 ・cochlea：蝸牛 ・cochlear nerve：蝸牛神経 ・spiral ganglion：ラセン神経節
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