関節円板 ( かんせつえんばん 英:articular disc ) 関節を完全に二分している板状の線維軟骨のことで、顎関節や胸鎖関節などに見られる。 【もっと詳しく】 関節円板は完全な板状となり関節を二分しているわけだが、これが板状ではなく環状あるいは半月状になっているときは関節半月と呼ばれる。また、関節円板には血管や神経は存在していない。 < 形 状 > 中心部は薄く、周辺部は厚い。 < 構 造 > ・表層部:線維軟骨様、軟骨細胞の特徴の現れた卵型の細胞が多い。 ・深層部:腱様、細胞も腱細胞に似る。 < 働 き > ・関節の運動を円滑にする。 ・関節にかかる衝撃を緩和する。 < 存在場所 > 例:顎関節、胸鎖関節 【参考にしたサイト】 ・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅰ(一般的な関節の構造のイラスト) ・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅱ(顎関節のイラスト) ・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅲ (胸鎖関節のイラスト)