MHC ( エムエイチシー )

 

 私たちの体の細胞(赤血球などは除く)に存在し、抗原提示において大切な働きをしているタンパク質の一種。

 

【もっと詳しく】※作成途中!

 MHCとは「major histocompatibility complex」の略で、「主要組織適合(遺伝子)複合体」「主要組織適合性複合体」などと訳される。また、人のMHCをHLA(human leukocyte antigen)と呼び「ヒト白血球抗体」と訳される。

・各細胞内で生成され、細胞表面に輸送される。

・T細胞の表面には「T細胞抗原受容体(TCR)」が存在し、これが他の細胞の表面に存在している「MHC+抗原ペプチド」を認識する。

 以下の2種類がある。

概 要
反応細胞
1
MHCクラスⅠ分子
核のある全ての細胞に存在、血小板の表面にも存在
キラーT細胞
2
MHCクラスⅡ分子
白血球や精子などの限られた細胞
ヘルパーT細胞

 

【参考にしたサイト】

・ウィキペディア

・「脂質と決血栓の医学」の「MHC

 

【YouTube】

MHC Class Ⅰ Processing

MHC Class Ⅱ Processing

MHC Ⅰ(構造を記したもの、英語)

MHC Ⅱ(構造を記したもの、英語)