前斜角 (ぜんしゃかくきん、英:scalenus anterior muscle) 

 

概 要
作 用
イラスト掲載サイト
 
イラスト
神経 / 脈管
 
 
起始 / 停止
Wikipedia
 
 

 

 

 

  

 

斜角筋群のうち最前方を走っている筋肉となる。

胸鎖乳突筋 の下に位置し、下部は肩甲舌骨筋の下腹が横切っている。

  ⇒ 上記の説明が分かるイラストを掲載しているサイト-Ⅰ

  ⇒ 上記の説明が分かるイラストを掲載しているサイト-Ⅱ 

・ 停止付近で前斜角筋と中斜角筋に三角形のすき間ができるが、これを 斜角筋隙と言い、その間を 鎖骨下動脈 腕神経叢 が通っている。

  ⇒斜角筋隙から鎖骨下動脈と腕神経叢が出ているイラストを掲載しているサイト-Ⅰ

  ⇒斜角筋隙から鎖骨下動脈と腕神経叢が出ているイラストを掲載しているサイト‐Ⅱ

・ 中斜角筋 との筋連結が確認できる。

 

          

 

【 起 始 】: ・第3(4)~第6頸椎の横突起の前結節     

【 停 止 】: ・第1肋骨の前斜角筋結節(リスフラン結節)

 
 
 

第1肋骨を引き上げる。 ・肋骨を固定したとき、頸部を前屈させる。

 


 ・ 神 経 :  頚神経叢と腕神経叢の枝(C4~C6/7) 参照)日本人体解剖学(南山堂)、骨格筋の形と触察法(大峰閣)

         「 It is supplied by the anterior ramus of cervical nerve 5 and 6. 」 ( Wikipedia )

 ・ 脈 管 : 

 
 

 

The anterior scalene muscle (Latinscalenus anterior), lies deeply at the side of the neck, behind the sternocleidomastoid muscle. It arises from the anterior tubercles of the transverse processes of the third, fourth, fifth, and sixth cervical vertebrae, and descending, almost vertically, is inserted by a narrow, flat tendon into the scalene tubercle on the inner border of the first rib, and into the ridge on the upper surface of the second rib in front of the subclavian groove. It is supplied by the anterior ramus of cervical nerve 5 and 6.

【 語 句 】

sternocleidomastoid muscle : 胸鎖乳突筋 ・ transverse processes : 横突起 ・cervical vertebrae : 頚椎 ・scalene tubercle : 前斜角筋結節 ・subclavian groove : 鎖骨下筋溝 ・anterior ramus : 前枝

 

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