後十字靭帯 ( こうじゅうじじんたい、英:posterior cruciate ligament ) 膝十字靭帯の一つで、脛骨の後顆間区の外側部から起こり、外側半月から線維の補助を受けながら前上内側方に走り、前十字靭帯の後側を通過して大腿骨の内側顆の内面前部に付着する。英語では「PCL」と略されることがよくある。 「プロメテウス解剖学アトラス、解剖学総論/運動器系」には以下のような解説が見られる。 「十字靭帯は、関節包の滑膜下結合組織の中にあり、後方を厚い線維性結合組織により覆われている。十字靭帯は、発達段階で膝関節に前方移動するので、その位置は関節包外であるが、関節腔内となる。そして、膝窩から血液供給を受ける。 」 また、「船戸和弥のホームページ」では以下のような説明文も見受けられる。 「(前十字靭帯に比べて)後十字靱帯の方が垂直に近い走行を示す。」 【 付着する骨 / 関節 】 【 イラスト 】 ⇒ 他の参考となるサイト 膝関節(前面) 内・外側半月 脛骨(上面) 【 他の参考となるサイト 】 ・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅰ ・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅱ ・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅲ ・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅳ(MRI画像) ・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅴ(MRI画像) ・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅵ(MRI画像) ・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅶ(実際の写真) ・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅷ(実際の写真)