陰部大腿神経 ( 腰神経叢 ) ( いんぶだいたいしんけい、英 : genitofemoral nerve )

 

 ・ 概 要
 ・  ( 大腿枝 陰部枝

 

 

 陰部大腿とは

  

  

  

  

  上記も下記も「 日本人体解剖学 (上巻) 」を参考にしたものとなる。

 ■ 大腿枝 ■

 ・外腸骨動脈・静脈の外側後方に沿って下行

 ・鼡径靭帯の下を通過

 ・伏在裂孔の付近で皮下に出現し、大腿前面上部の皮膚に分布

 ■ 陰部枝 ■

・大腿枝の内側において大腰筋の前面を下行

 ・精索(/子宮円索♀)に伴って深鼡径輪から鼡径管を通過

 ・精巣挙筋および陰嚢の肉様膜(/大陰唇♀)、大腿前面上部の皮膚に分布

起始部

腰神経叢の枝(模型図)

全体(前面)

腰神経叢(右側面)

腹腔の神経・血管

下枝の皮神経(前面)

 

 

 

 

 以下は「 日本人体解剖学 (上巻) 」の解説文となる。

「 知覚性および運動性。 第1・第2腰神経から起こり、細い神経で、大腰筋を貫いてその筋の前面を下方に走り、大腿枝と陰部枝とに分かれる。
枝:

  1. 大腿枝 femoral branch : 知覚性。 外腸骨動・静脈の外側後方に沿って下行し、鼡径靭帯の下を通って、伏在裂孔の付近で皮下に現れ、大腿前面上部の皮膚にいく。
  2. 陰部枝 genital branch : 運動性および知覚性。大腿枝の内側で大腰筋の前を下行し、精索または子宮円索に伴って、深鼡径輪から鼡径管を通り精巣挙筋および陰嚢の肉様膜(♂)または大陰唇(♀)にいく。なお、大腿上端内側部の皮膚にも分布する。 」

 

  以下は大腿神経の枝を簡単に表した図となる。

 

 「 日本人体解剖学 (上巻) 」では腸骨下腹神経の枝として以下の3つを挙げている。

  

 詳しくはそれぞれの枝の解説ページを参照のこと。 

 

【 イラスト掲載サイト 】

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