「 日本人体解剖学 (上巻) 」では、陰部神経の枝の1つとして「骨盤内臓に行く小枝」を挙げ、そのうちの1つに、膣の上方1/3に分布する膣神経がある。
・インターネットで「膣神経」で検索をかけてみたが、解説しているサイトを見つけることはできなかった。よって、通常はあえて固有名詞を付するほどの神経としては扱われず「膣の上方1/3に分布する枝」くらいに考えられているのかもしれない。
・以下は「 日本人体解剖学」の「膣」の解説の一部となる。
「 神 経 : 子宮膣神経叢および陰部神経からくる。外膜中に神経節細胞をまじえる神経叢をつくる。 」
・また、「 Wikipedia 」では以下のように解説している。
「 The nerve supply of the upper vagina is provided by the sympathetic and parasympathetic areas of the pelvic plexus. The lower vagina is supplied by the pudendal nerve. 」
以下は陰部神経の骨盤内臓に行く小枝を簡単に表した図となる。
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