脾神経叢( 交感神経幹からの枝 ) ( ひしんけいそう、英 : splenic plexus

 

 脾神経叢とは

 ・ 不対性の神経叢となる。

 ・ 脾動脈 : 腹腔動脈の枝の1つで、脾門から脾実質中に入る。

 

Rauber-Kopsch解剖学 」では以下のように解説している。

脾神経叢Plexus lienalis. 脾神経叢をなす枝は特に左の腹腔神経節および迷走神経の後幹から来ている.これらの枝は脾動脈およびその諸枝を取りまいている.かくしてこの神経叢からの線維が大臀とくに胃底と膵臓に達している.脾神経は大部分が無髄線維よりなる. 」

 

 また、以下は「Wikipedia」の解説文となる。

「The splenic plexus (lienal plexus in older texts) is formed by branches from the celiac plexus, the left celiac ganglion, and from the right vagus nerve.
It accompanies the lienal artery to the spleen, giving off, in its course, subsidiary plexuses along the various branches of the artery.」

【 語 句 】

・ celiac plexus : 腹腔神経叢  ・ vagus nerve : 迷走神経  ・lienal artery : 脾動脈

 

 以下は交感神経の腹部からの枝を簡単に表した図となる。

 

【参考になるサイト】

イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅰ

イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅱ

イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅲ

イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅳ