「 日本人体解剖学 (上巻) 」では、陰部神経の枝の1つとして「骨盤内臓に行く小枝」を挙げ、「筋枝」と「内蔵枝」の2つに分けている。
「 日本人体解剖学 (上巻) 」では陰部神経の枝として、以下の下直腸神経、会陰神経、陰茎(/陰唇)背神経、そして「 骨盤内臓にいく小枝 」の4つを挙げている。
以下は「 日本人体解剖学 (上巻) 」の解説文となる。
「 筋枝:太い枝で、起始からほとんど直線的に前方に走り肛門挙筋の上を通り、この筋を支配する(肛門挙筋神経)。また、陰部神経から、尾骨筋に行く枝を出す(尾骨筋神経)。
内蔵枝:交感性神経線維に伴い、膀胱底および尿道括約筋に至る(下膀胱神経)。また、膣の上方1/3の部にも枝を出す(膣神経)。 」
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