肋間神経の前皮枝は
「 日本人体解剖学 (上巻) 」や「 船戸和弥のホームページ 」にはそのような記述は見られないが、「Wikipedia」には以下のような解説が見られる。
「those of the fifth and sixth nerves supply the upper digitations of the Obliquus externus abdominis. 」
「 日本人体解剖学 (上巻) 」では以下のように解説している。
「 肋間神経の前端にあたり、上方では胸骨の外側で大胸筋起始部を、また下方では腹直筋鞘を貫いて皮膚にいく。第2~第4肋間神経前皮枝は、内側乳腺枝といい乳腺にいたり、女では著明に発達する。」
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肋間神経
走行模型図
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肋間神経
走行模型-Ⅱ
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肋間神経
全体(前面) |
皮神経(表) |
皮神経(裏)
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「 日本人体解剖学 (上巻) 」では、肋間神経の枝を大きく交通枝と筋枝に分け、筋枝をさらに以下のように細かく分けている。
以下は「 Wikipedia 」の解説文となる。
「 The anterior branches run forward to the side and the forepart of the chest and skin, fourth nerve anterior branches supplying the areola and the mamma; those of the fifth and sixth nerves supply the upper digitations of the Obliquus externus abdominis. 」
【 語 句 】
・ areola : 乳輪 ・ mamma : 乳房 ・ digitation : 指状突起 ・ Obliquus externus abdominis : 外腹斜筋
また、「船戸和弥のホームページ 」では「胸前皮枝」と「腹前皮枝」に分けて解説している。
【 胸前皮枝 】
「肋間神経の胸の前皮枝は脊髄神経枝(肋間神経T1-T6)の枝で、外側皮枝より遠位で分かれ胸骨傍線の位置で2分して内側の胸骨枝と外側の乳腺枝になり、前胸壁に分布する神経枝。」
【 腹前皮枝 】
「肋間神経の腹の前皮枝は脊髄神経前枝(肋間神経)T7-T11の走行中外側皮枝の分岐より遠位から分かれて前腹壁に分布する神経枝。」
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