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 外転神経は

 

 以下は外転神経が神経系の中でどの位置にいるかを簡単に示した図となる。

 

 

 脳神経の一般的な分類の仕方として、「頭部の特殊感覚を支配する神経」、「体性運動神経」、そして「鰓弓(性)神経」の3種類があるが、外転神経は純運動性の神経線維のみで構成されている「体性運動神経」の1つとなる。

   

 

 外転神経は

 

日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説文が見られる。

「 中前頭開口部の錐体細胞から起こる線維(一次ニューロン)は、外転神経核に入る。外転神経核は運動性で、その神経線維は橋の腹側を貫いて橋と(延髄)錐体の間に出る。 」

 

 

日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説文が見られる。

「橋と(延髄)錐体との間の溝から脳幹を出て、三叉神経の内側で硬膜を貫き海綿静脈洞を通って上眼窩裂から眼窩に入り、外側直筋に分布する。その経過中に、海綿静脈洞内で、内頚動脈交感神経叢からの交感性の枝を受ける。」

  

右眼窩(縦断面)

神経核(側面)

神経核(腹側面)

 

右眼窩・上下眼窩裂

右眼窩・後部

 

 

 

「(外転神経は)その経過中に、海綿静脈洞内で、内頚動脈交感神経叢からの交感性の枝を受ける。」(日本人体解剖学 (上巻)) ⇒ 内頚動脈神経叢から出る枝の一覧

 

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