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解剖学 - 筋系 - 船戸和弥のHP

 

船戸和弥のHP」の「Rauber-Kopsch解剖学」の腹直筋の解説の引用文

 

 変異:この筋は完全に欠けていることがあり,またその幅がまちまちである.その起始は第4,第3,第2肋骨にまで,さらに鎖骨にまでも達することがある;胸骨あるいは白線からの副起始accessrische Ursprüngeがみられている.なお細い筋束あるいは腱条によって小胸筋と合していることがある.腱画Inscriptiones tendineaeはその数,位置,経過,方向および長さは種々様々であって,これは分節構造の現われである.まれにはこの筋の起始がさらに上方に延びて,第4さらに第3肋骨にまで及んでいることがある.−−ごくまれに腹外側直筋M. rectus lateralis abdominisというのがみられる.これは第10(第11,第12)肋骨から内,外両腹斜筋のあいだをへて,腸骨稜に向っている(W. Krause). 」