鼻 筋  ( びきん、 英 : nasalis muscle )

概 要
作 用
イラスト掲載サイ
 
イラスト
神経 / 脈管
 
 
起始 / 停止
Wikipedia
 
 

 

 

 

  

 

  

船戸和弥のHP 」では以下のように解説している。

 「 鼻筋は貧弱に発達しているにすぎない。鼻筋は上顎犬歯の歯槽壁から起始し、鼻翼(鼻部、外鼻孔の拡張化)および鼻背軟骨部(横部、外鼻孔狭小化)まで走る。両側の本筋は腱性板によって鼻背を横方向に横断して連結する。 参考 : 鼻孔圧迫筋 ともいう。」

 

         

 
 

 

【 起 始 】:   横 部 : 上顎骨前面、鼻翼に接する部分

        (鼻)翼部 : 上顎犬歯の 歯槽隆起 (juga alveolaria) 

【 停 止 】:   横 部 : 鼻背の皮膚

        (鼻)翼部 : 鼻翼の外縁・下縁の皮膚

 

   横 部 : 鼻孔 (nostril) を狭める。

 (鼻)翼部 : 鼻翼を下方に引く。

  「 筋の全部が強く作用すると、鼻軟部は下方にひかれて鼻唇溝は深くなり、鼻孔は全体として広くなる。また弱く作用すると鼻翼だけ横に広くなる。」 ( 日本人体解剖学 

 

 ・ 神 経 : 顔面神経 の 側頭枝 および 頬骨枝 ( 日本人体解剖学 ) 

 ・ 脈 管 : 顔面動脈静脈 のいずれかの枝だと思われるが詳細は不明。

 
 

 The nasalis is a sphincter-like muscle of the nose whose function is to compress the nasal cartilages. It is the muscle responsible for "flaring" of the nostrils.
It consists of two parts, transverse and alar :

  •  The transverse part ( compressor naris ) arises from the maxilla, above and lateral to the incisive fossa ; its fibers proceed upward and medially, expanding into a thin aponeurosis which is continuous on the bridge of the nose with that of the muscle of the opposite side, and with the aponeurosis of the Procerus. It compresses the nostrils and may completely close them.
  •  The alar part " Dilator nasalis ".[1] arises from the maxilla over the lateral incisor and inserts into the greater alar cartilage. Its medial fibres tend to blend with the depressor sept, and has been described as part of that muscle.

 

【 語 句 】

sphincter : 括約筋   ・ nasal cartilages : 鼻軟骨  ・ flare :「 メラメラ燃える 」という意味があるがこの場合は「 激しく動かす 」くらいの意味になるのだろうか?  ・ nostril : 鼻孔  ・transverse part : = compressor naris 横部   ・ maxilla : 上顎骨  ・ incisive fossa : 切歯窩   ・ aponeurosis : 腱膜  ・ bridge of the nose : 鼻梁  ・ Procerus : 鼻根筋  ・ compress :圧縮する   ・ greater alar cartilage : 大鼻翼軟骨  ・ depressor septi : 鼻中隔下制筋 

 

イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅰ

イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅱ

イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅲ

イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅳ

イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅴ