掌側橈骨手根靭帯 (しょうそくとうこつしゅこんじんたい、palmar radiocarpal ligament

 

日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説が見られる。

「橈骨遠位端および茎状突起の掌面から起こり、舟状骨および有頭骨頭の掌面につく。」

船戸和弥のホームページ

「掌側橈骨手根靱帯はと骨下端から茎状突起の掌側縁から起こり、内下方に放散する関節包内面を強める厚い靱帯である。特に、三角骨と月状骨に向かって拡がる線維束が強い。深部には舟状骨に至る線維束もある(J.K. Mayfield, R.P. Johnson and R.F. Kilcoyne: Anat. Rec. 186, 417, 1976)。一部の線維は有頭骨頭にも至り、尺側に放散する線維は掌側尺骨手根靱帯とまじり合う。 」

 

 また、「Wikipedia」では以下のように解説している。

「The palmar radiocarpal ligament (anterior ligament, volar radiocarpal ligament) is a broad membranous band, attached above to the distal end of the radius, to the scaphoid, lunate and the triquetrum of the carpal bones in the wrist. Some being continued to the capitate.
In addition to this broad membrane, there is a rounded fasciculus, superficial to the rest, which reaches from the base of the styloid process of the ulna to the lunate and triangular bones.」

 

【イラスト】

 
 
右手(手掌面)
 
 

 

【他の参考となるサイト】

イラストを掲載しているサイトⅠ

イラストを掲載しているサイトⅡ

イラストを掲載しているサイトⅢ