項靭帯 ( こうじんたい、英:nuchal ligament )

 

 項靭帯とは

 

 以下は「船戸和弥のホームページ」の解説文となる。

「後頭骨の外側頭隆起と外後頭稜から第7頚椎棘突起の間にはる線維性膜で、深部では頚椎の棘突起につく。左右の頚部固有背筋を隔てる中隔を形成する。第7頚椎以下の棘上靱帯に相当する。膠原線維のほか弾性線維を含むが、後者の含有はヒトでは少ない。」

 また、「日本人体解剖学 (上巻)」では以下のように解説をしている。

「後頭骨の外後頭隆起と第7頸椎の棘突起とを結ぶ、やや前方に窪む弓状線と全頚椎の棘突起尖端を連ねる線との間で、正中面に位置するほぼ三角形の面を満たす膜状の弾性靭帯である。この靭帯は、四足獣である牛馬などでとくに発達している。」

 

 そして、以下が「Wikipedia」の解説文となる。

「The nuchal ligament is a ligament at the back of the neck that is continuous with thesupraspinous ligament.

Structure:The nuchal ligament extends from the external occipital protuberance on the skull and median nuchal line to the spinous process of the seventh cervical vertebra in the lower part of the neck.[1]
From its anterior border a fibrous lamina is given off, which is attached to the posterior tubercle of the atlas, and to the spinous processes of the cervical vertebrae, and forms a septum between the muscles on either side of the neck.
The trapezius and splenius capitis muscle attach to the nuchal ligament.

Function:In humans it is a tendon-like structure that has developed independently in humans and other animals well adapted for running.[2] In some four legged animals, particularly ungulates, the nuchal ligament serves to sustain the weight of the head.」


環椎・軸椎

(正中矢状断面)

 

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