手根骨(豆状骨を除く)同士の関節のことで以下の2つに分けることができる。
「日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説が見られる。
「豆状骨を除く近位および遠位手根骨の間にある複関節である。そのうち、外側部すなわち舟状骨と大小菱形骨との間では近位の舟状骨が関節頭となり変形した平面関節である。内側部すなわち舟状骨・月状骨・三角骨と有頭骨・有鈎骨との間では遠位の有頭骨および有鈎骨が関節頭となり、変形した顆状関節に属し、手の屈伸および内・外転運動を司る。また、近位手根骨相互間および遠位手根骨相互間にできるものは半関節である。これらの関節の関節包は、短く(ことに掌側において)滑膜ひだが多く、関節腔は互いに連絡する。手根間関節の運動はすべて著しく制約される。 」
【 構成する骨 】
【 種 類 】
【 関連する靭帯 】
以下、手根間関節に関する靭帯の一覧になるが、漏れがあったり正確性に欠ける可能性もある。
1 |
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interosseous intercarpal ligament |
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dorsal carpal arcuate ligament |
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dorsal intercarpal ligaments |
4 |
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radiate carpal ligament |
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palmar intercarpal ligaments |
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dorsal carpometacarpal ligaments |
7 |
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palmar carpometacarpal ligaments |
【他の参考となるサイト】
・イラストを掲載しているサイトⅠ
・イラストを掲載しているサイトⅡ(断面)
・イラストを掲載しているサイトⅢ(断面)
・イラストを掲載しているサイトⅣ(断面)