ツチ骨頭(ツチ骨)( つちこつとう、英:head of malleus )

 

・ツチ骨頭は鼓室の上部、いわゆる鼓室上陥凹に位置している。

【キヌタ骨との関節面について】

 以下は「IMAIOS」の解説を簡単にまとめたものになる。

 1.上下の2部構成となり、上部の方が大きい。

 2.上下の境界はくびれ、それぞれ約直角を成す。

  ※ここでは英語の「be constricted」を「くびれている」としてみた。

 3. 下部の下縁はツチ骨頭より突出し突起状となる。

  

 
ツチ骨(後面)
ツチ骨(前面)
右鼓室(前面)
 

 

以下は「IMAIOS」の解説文となる。

 The head (capitulum mallei) is the large upper extremity of the bone; it is oval in shape, and articulates posteriorly with the incus, being free in the rest of its extent. The facet for articulation with the incus is constricted near the middle, and consists of an upper larger and lower smaller part, which form nearly a right angle with each other. Opposite the constriction the lower margin of the facet projects in the form of a process, the cog-tooth or spur of the malleus.

【 語 句 】

・extremity:先端  ・oval:楕円形の ・articulation with~:~との接合  ・constrict:締め付ける、圧縮する ・right angle:直角  ・spur:尾根、鉄けづめ 

 

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