糖たんぱく質( とうたんぱくしつ、英:glicoprotein )

 

概 要
一覧表

 

 

【一覧表】 参考:「ChatGPT」

以下にムチン以外の体内に存在する糖タンパク質を一覧にしてみたが、全て挙げられているかどうかは不明。

名 称
主な機能

膜受容体/

細胞接着分子

 インテグリン
 細胞外マトリックスとの接着
 カドヘリン
 細胞間接着
 セレクチン
 炎症時の白血球の血管内皮への接着
 EGF受容体
 上皮成長因子のシグナル受容体。糖鎖修飾で機能調整される
血液中
 トランスフェリン
 鉄の運搬体。肝臓で合成される
 セロプレラスミン
 銅の運搬体
 免疫グロブリン(IgG, IgAなど)
 抗体。N型糖鎖を持つ
 フィブリノーゲン
 血液凝固に関与する糖たんぱく質
 ホルモン(例:LH, FSH, TSH)
 糖鎖付きのペプチドホルモン。安定性や受容体親和性に関与
酵素・分解系
 リゾチーム
 細菌の細胞壁を分解(涙液、唾液に含まれる)
 アルカリホスファターゼ
 骨形成や腸管機能に関与
 酸性加水分解酵素(リソソーム内)
 ゴルジ体で糖鎖を付加され機能
その他
 エリスロポエチン(EPO)
 赤血球産生を促すホルモン。糖鎖がなければ活性も半減
 ラミニン・フィブロネクチン
 細胞外マトリックスの構成。細胞接着や移動に重要
 コレシストキニン(CCK)
 消化管ホルモンの一部も糖たんぱく質