糖たんぱく質( とうたんぱくしつ、英:glycoprotein )

 

概 要
種 類
存在場所
代表的なもの

 

 

【概 要】

【種 類】

 コラーゲンは、アミノ酸が3本組み合わさった長くて頑丈な縄のような構造を取る。 その縄のあちこちにある「ヒドロキシリシン」という特殊なアミノ酸の場所に、ガラクトースやグルコースといった糖が、ほんの少しだけ結合しています
 全体の重量に対して糖鎖が占める割合は数%程度 とごくわずだが、生化学の定義上、「糖鎖が結合しているタンパク質」はすべて糖タンパク質に分類されるため、コラーゲンもその仲間に入れられる。

 

【存在場所】

・細胞膜:細胞の表面は、糖タンパク質(と糖脂質)から突き出た糖鎖のアンテナでびっしりと覆われており、これを「糖衣」と呼ぶ。

・細胞間:組織の形状の維持、細胞同士を固定などの働きがある。

・分泌液:免疫グロブリン(抗体)、ムチン(主な消化液、粘液や涙)、各種消化酵素(アミラーゼ

 

【代表的なもの】 参考:「ChatGPT」

  糖タンパク質 主な存在部位
主な働き
1 免疫グロブリン 血液、リンパ液、唾液など 体内に侵入した病原体(ウイルス・細菌)に結合して無力化する。
2 ムチン 胃・腸・気管・口などの「粘膜」 大量の水を抱え込んでドロドロの粘液を作り、組織の壁を酸や摩擦から保護する。
3 トランスフェリン 血液中(血清) 体内で重要な「鉄(Fe)」をしっかりとキャッチし、安全に全身の細胞へ運搬する。
4 エリスロポエチン 腎臓から分泌され血液中を流れる 骨髄の細胞に働きかけて、「赤血球の数を増やせ」と命令を出すホルモン。
5 ゴナドトロピン 下垂体、胎盤から分泌され血液を流れる 性腺(卵巣や精巣)を刺激し、性ホルモンの分泌や妊娠の維持をコントロールする。
6 甲状腺刺激ホルモン 下垂体から分泌され血液を流れる 甲状腺を刺激して、体の代謝を活発にする「甲状腺ホルモン」の分泌を促す。
7 細胞膜受容体 あらゆる細胞の「細胞膜表面」 ホルモンや神経伝達物質などの外部のシグナル(鍵)をキャッチする「窓口(鍵穴)」。
8 細胞接着分子 あらゆる細胞の「細胞膜表面」 細胞同士がバラバラにならないよう、お互いをガッチリと繋ぎ止める(接着する)。
9 ラミニン 細胞と細胞の間(上皮組織の土台) 細胞がバラバラに流されないよう、細胞の裏側を床(基底膜)に接着させる強力なシート。
10 フィブロネクチン 細胞と細胞の間、血液中 細胞とコラーゲンの床を繋ぐ両面テープの役割。細胞の移動や傷の修復にも必須。
11 コラーゲン 皮膚(真皮)、骨、軟骨、腱など 組織の強度を強固に支える「生体内の鉄筋」。糖鎖が綺麗にねじれるためのガイドになる。