ドコサペンタエン酸( どこさぺんたえんさん、英:docosapentaenoic acid )

 

 

概 要n-3脂肪酸n-6脂肪酸
「健康との関係」(ウィキペディア)
n-6系脂肪酸一覧表
 

 

【概 要】

22:5(n-3)

以下は「ウィキペディア」の解説文となる。

all-cis-7,10,13,16,19-ドコサペンタエン酸であり、クルパノドン酸あるいは通常DPAと呼ばれる俗称を持つω-3脂肪酸である。この脂肪酸は、エイコサペンタエン酸(EPA、20:5 ω-3)からドコサヘキサエン酸(DHA、22:6 ω-3)への中間体である。アザラシ油に多く含まれている

22:5(n-6)

以下は「ウィキペディア」の解説文となる。

all-cis-4,7,10,13,16-ドコサペンタエン酸であり、オスボンド酸の俗称を持つω-6脂肪酸である。この脂肪酸は、20:4 ω-6であるアラキドン酸の長鎖化と不飽和化により生成される。哺乳類においてクルパノドン酸の欠乏が、この脂肪酸の生成をもたらすため、オスボンド酸/DHAの比率が食事から摂取されるDHAが充足されているかどうかの指標となる[2]。しかしながら、これを指標とすることに疑問が呈せられている[3]

健康との関係(ウィキペディア)

BMI
BMIとの関係ではBMIが低い人ほどオメガ3濃度が高い。[4]これはビタミンDと同じである。 男性ではBMIとの関係でオメガ3必須脂肪酸とりわけDPAとのマイナス相関が高い。 女性ではBMIとの関係でオメガ3必須脂肪酸とりわけDHAとのマイナス相関が高い。

 

 

【n-6系脂肪酸一覧表】

以下「ウィキペディア」を参考にして作成した多価不飽和脂肪酸の一覧表になるが、その全てを収めているかどうかは不明。

多価不飽和脂肪酸

n-3
1

 α-リノレン酸 (ALA)

多くの植物油で見られる。ω3 脂肪酸、融点 -11℃
2

 ステアリドン酸 (STD)

α-リノレン酸から生合成、天然の供給源は、アサクロスグリなど
3

 エイコサトリエン酸 (ETE) 

二枚貝であるモエギイガイから発見
4

 エイコサテトラエン酸 (ETA)

 
5

 エイコサペンタエン酸 (EPA)

魚油食品、肝油ニシンサバなどに多く含まれる。融点 -54--53℃、高度不飽和脂肪酸 
6

 ドコサペンタエン酸 (DPA)クルパノドン酸

高度不飽和脂肪酸
7

 ドコサヘキサエン酸 (DHA)

青魚魚油に多く含まれる高度不飽和脂肪酸必須脂肪酸、融点 -44℃
8

 テトラコサペンタエン酸

 
9

 テトラコサヘキサエン酸 (ニシン酸)

 
n-6
1

 リノール酸

植物油に多く、特にベニバナ油やコーン油(52-58%)、大豆油(52-58%)に多い。、必須脂肪酸、融点 -5℃
2

 γ-リノレン酸

リノール酸 を原料として生産できるが、多くは食物から摂取
3

 エイコサジエン酸

 
4

 ジホモ-γ-リノレン酸

γ-リノレン酸を伸長することによって得られる。
5

 アラキドン酸

主に母乳などに含まれ、体内ではリノール酸を原料にして生合成される。融点 -49℃
6

 ドコサジエン酸

 
7

 ドコサテトラエン酸

すべての不飽和結合がZ型(cis型)の異性体をアドレン酸と呼ぶ。
8

 ドコサペンタエン酸

 
9

 カレンジン酸

キンセンカ(英名:カレンデュラ)からこれが得られる。