胆汁 (たんじゅう、英:bile ) 肝臓で産生され、十二指腸に排泄される液体。脂質(脂肪)の消化吸収を補助する働きがある。 ・もっと詳しく 胆汁は黄褐色でアルカリを呈する液体で、肝臓で絶えず産生されている。胆のうで一時的に貯蔵され濃 縮され、胆管を通って十二指腸で排泄される。食物中の脂肪を乳化し、すい臓の消化酵素リパーゼが脂 肪の分子を分解できるように補助している。 1日に約600ml分泌され、胆汁酸と胆汁色素を含むが消化酵素は含まない。