「脊椎」という名称は「日本人体解剖学 (上巻) 」の索引には見当たらない。「脊椎とは?」と考えた場合、以下の①と②の2通りの考え方があるみたいである。
まず、
いろいろとネットで検索をしてみると、その多くが上記のように考えているみたいで、脊椎とは脊柱(一般的には「背骨」)を構成する一つ一つの骨のこと。つまり、脊柱は脊椎の集合体と言える。そして、脊椎には以下の5種類がある。
「北里大学北里研究所病院」のサイトでは以下のように解説している。
「脊椎とはいわゆる背骨(せぼね)を構成する一つ一つの骨のことです。背骨は、7つの頚椎(けいつい)、12個の胸椎(きょうつい)、5つの腰椎(ようつい)、5つの仙椎(せんつい)がひとかたまりとなった仙骨(せんこつ)そして3~5個の尾椎(びつい)から成ります(図1)。
脊椎と脊椎の間には椎間板という特殊な軟骨が存在し、クッションの役目を果たし、さらに背骨に動きを与えています。脊椎と椎間板が交互に積み重なり、一本の柱となり皆さんがイメージする背骨(医学用語では脊柱と言います)が出来上がります。」
さて、もう一つが
「Stryker」のサイトでは以下のように解説している。
「脊椎は頭蓋骨の真下から尾骨にいたるまでのいわゆる「背骨」の部分です。上体を支え、日常生活や運動を円滑におこなったり、脊髄などの大切な神経を保護しています。 」