造血作用 ( ぞうけつさよう、英:hemotopoiesis

 

 造血作用とは (※このページは「日本大百科全書」をベースにして作成している)

 

 

 以下は胎生期における造血器官の変化になる。 

胎生期
初 期

 卵黄嚢(らんおうのう)で造血が始まる。

「発生初期には胚の卵黄?壁に間充織(間葉)由来の細胞が血島(blood island)を形成し,ここから赤血球が生ずる。卵黄?でのこのような造血はヒトでは胎生10日ごろより始まる。」(世界大百科事典)

3ヶ月の終わり
 脾臓(ひぞう)および肝臓で有核の赤血球がつくられるようになる。(脾臓での造血は肝臓の4分の1程度と少ない)
4ヶ月目から
 骨髄での造血が始まる。
6ヶ月ころ
 骨髄での造血の働きが急速に高まる。