前額骨 (ぜんがくこつ、英:?)

 

 

日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説が見られるが、「船戸和弥のホームページ」や「Rauber-Kopsch解剖学」には解説は見られない。また、ネットで検索しても、前額骨について解説をしているサイトはない。

 「前頭骨は膜性骨発生(結合組織性骨化)によってできたいわゆる付加骨に属し、主な骨化点は左右の2個で前頭結節のところに始まる(その他の骨化点として前頭骨鼻棘、滑車窩、頬骨突起の付近に現れる)新生児では、なお左右は分離しているが、2歳ころから癒着し始め、学齢期に至って癒合する。鼻根の近くだけ癒合が遅れ、成人でここに小骨片を認めることがある。これを前額骨と言う。前頭洞の形成は2歳ころから始まり、20歳ころに完了するが、老齢器に至るまで発育を持続するものと言われている」