手根骨 (しゅこんこつ、英:carpal bones)

 

 手首(橈骨手根関節)のすぐ上、母指球小指球の下部を構成する8個の小さな骨のこと。

 

【もっと詳しく】

 手根骨は、4個の骨が2列に並んだ骨と考えてよい。

 遠位列 

 distal line

1
大菱形骨
trapezium
2
小菱形骨
trapezoid
3
有頭骨
capitate
4
有鈎骨
hamate

近位列

proximal line

1
舟状骨
scaphoid
2
月状骨
lunate
3
三角骨
triquetrum
4
豆状骨
pisiform

 

 
 
手 掌
手 掌
手 背

 

船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。

「手根骨は掌側面(前面)と背側面(後面)にある多数の靱帯によって互いに結合されているので、その表面は粗である。互いに対向する面、および前腕骨と中手骨に向かう面の大部分は関節軟骨に被われる滑らかな面であるが、小部分は靱帯が着く粗な面となっている。」

右手・背側
右手・掌側

 

【イラスト・写真を掲載しているサイト】

イラストを掲載しているサイトⅠ

イラストを掲載しているサイトⅡ

イラストを掲載しているサイトⅢ

・イラストを掲載しているサイトⅣ

骨標本の写真を掲載しているサイトⅠ

骨標本の写真を掲載しているサイトⅡ

骨標本の写真を掲載しているサイトⅢ

レントゲン画像を掲載しているサイトⅠ

レントゲン画像を掲載しているサイトⅡ