以下は「ウィキペディア」の解説文からの抜粋となる。
・化学的には炭水化物のうちの多糖類であることが多い
・食物繊維の多くは植物性、藻類性、菌類性食物の細胞壁を構成する成分である。
(ただ、植物の貯蔵炭水化物の中にはグルコマンナンやイヌリンの様に栄養学的には食物繊維として
ふるまうものも少なくない。)
・食物繊維の大半がセルロースである。
・食物繊維は腸内細菌による発酵分解によってエネルギーを産生する。
・食物繊維は大腸内で腸内細菌によりヒトが吸収できる分解物に転換される。
食物繊維の分類にはいくつかあるが、以下に「ウィキペディア」を参考にして水溶性食物繊維と
不溶性食物繊維の一覧表を記す。(その他の分類として粘性や発酵性によるものがある)
■ 水溶性食物繊維 (soluble dietary fiber) ■
■ 不溶性食物繊維 (insoluble dietary fiber) ■
1 |
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植物の 細胞壁の主要構成要素で、 野菜など植物性食品から多く得られる。日本人は平均15g/日の食物繊維を摂取しているが、そのうち12gは不溶性食物繊維で、そのほとんどがセルロースであると推定されている。 |
2 |
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3 |
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4 |
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5 |
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■ 水溶性と不溶性の両方の性質を持つもの ■
以下に食物繊維を多く含む食品を一覧表にしてみた。「総量」は食品100gあたりの食物繊維の量となるが、
実際の含有量は、産地、収穫時期、品種等で異なるため代表値である。
|
食品名 |
状態 |
総量 |
水溶性 |
不溶性 |
1 |
ワカメ |
乾 |
68.9 g |
9.0 g |
59.9 g |
2 |
ヒジキ |
乾 |
60.7 g |
22.5 g |
38.2 g |
3 |
キクラゲ |
乾 |
57.4 g |
0 g |
57.4 g |
4 |
コンブ |
乾 |
36.5 g |
7.4 g |
29.1 g |
5 |
かんぴょう |
乾 |
30.1 g |
6.8 g |
23.3 g |
6 |
海苔(スサビノリ) |
乾 |
26.4 g |
10.8 g |
15.6 g |
7 |
ラッキョウ |
生 |
21.0 g |
18.6 g |
2.4 g |
8 |
切り干し大根 |
乾 |
20.7 g |
3.6 g |
17.1 g |
9 |
アズキ |
乾 |
17.8 g |
1.2 g |
16.6 g |
10 |
ダイズ |
乾 |
17.1 g |
1.8 g |
15.3 g |