「日本人体解剖学」では以下のように解説している。
初乳小体とは、周囲の結合組織から腺終末部内に遊出した白血球が脂肪滴を取り込み著しく膨大したものをいう。乳汁分泌が終わると、腺終末部は退縮し同時に結合組織および脂肪組織の増殖をきたし、腺細胞は破壊される。
また、以下は「(株)食環境衛生研究所 」のHPの解説文となる。
初乳に含まれる周囲の結合組織から乳腺終末部内に遊出して、食作用によって脂肪滴を取り込み著しく増大した大食細胞で、妊娠時初乳において多く含まれており、分娩直後の産褥期初乳には少々混じっているが、産後数日の乳汁には含まれていない。