神経鞘( しんけいしょう、英:nerve sheath )

 

     

末梢神経(断面図)

 

 

【ChatGPTに聞いてみた】

Q:「神経内膜は神経鞘に含めないという資料も見られるが…」

A:「「神経内膜(endoneurium)を神経鞘に含めるかどうか」は、文献や分野によって見解が分かれる点

結論(現状の理解を整理)
見 解 内 容
① 含める立場(広義の神経鞘) 神経内膜・周膜・上膜すべてを「神経鞘(nerve sheath)」と呼ぶ。
→ 臨床医学・整形外科・神経再生分野でよく見られる。
② 含めない立場(狭義の神経鞘) 神経鞘は周膜・上膜を指し、内膜は含めない
→ 組織学や解剖学の一部教科書に見られる。

�具体的な文献例
  • 含める例(広義)
    整形外科・神経再生医療では、外科的処置の対象として神経鞘を扱うため、神経内膜も含めることが多いです。

例:「神経鞘腫はSchwann細胞が神経内膜内に増殖した結果生じる」
→ 内膜を鞘の一部と見る文脈

  • 含めない例(狭義)
    解剖学書では、神経線維単位の構造(軸索+髄鞘+内膜)と、それらを束ねる周膜・上膜を明確に区別し、内膜を神経鞘に含めないことがあります。

例:「神経鞘とは、神経束を包む周膜および神経全体を包む上膜を指す」
→ 内膜は除外


✅ 英語圏でも分かれる

  • “Nerve sheath” は文脈によって "the connective tissue layers around peripheral nerves" という意味で使われることがあり、その場合は endoneurium(内膜)も含む

  • 一方で、“perineurial sheath”“epineurial sheath” という用語が使われる場合は、内膜は除外されていることが多い。