膝蓋下滑膜ヒダ ( しつがいかかつまくひだ 、英:infrapatellar synovial fold

 

日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説が見られる。

「関節包の滑膜層は、内側および外側半月、前および後十字靭帯などを覆うのみならず、さらに関節腔内に伸び膝蓋下滑膜ヒダを形成する。
膝蓋下滑膜ヒダは、大腿骨の顆間窩から起こり膝蓋骨尖に達したのち、十字靭帯およびその間の組織をおおって垂直に下り関節腔の下壁に行き、関節腔の後半を左右の両部に分ける。底部の両側には、膝蓋骨の両側まで広がる翼状ヒダがあり、中に多量の脂肪を含み、膝蓋下脂肪体を形成する。 」

 また、以下は「船戸和弥のホームページ」の解説文となる。

「関節包後壁から十字靱帯を含み、前壁の膝蓋下部まで張り、関節腔を左右に分けていたものの遺残で、その残る程度はまちまちであるが、その主要なものが膝蓋下滑膜ヒダである。膝蓋下滑膜ヒダは大腿骨の顆間窩から起こり膝蓋骨の下方にある膝蓋下脂肪体に達し、そこから十字靱帯まで垂直に張る(成人では十字靱帯との間に空隙を作ることが多い)。」

 そして以下が「Rauber-Kopsch解剖学」に見られる解説となる。

「脂肪隆起の中央から前交叉靱帯へと関節腔を貫いて,滑膜だけでできた1本の索が走っている.これが膝蓋滑膜ヒダPlica synovialis patellaris(図450)で,その太さはさまざまであり,しばしば非常に細いものである. 」

 

【参考になるサイト】

イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅰ

イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅱ