⇒ 「umbilical fissure」という呼称を用いたイラストを掲載しているサイト
以下は「船戸和也のHP」の解説文となる。
左肝部を鎌状間膜を境として内側区域と外側区域に二分する分類は広く実地臨床上もちいられており、鋳型標本の観察でも左区域裂(left segmental fissure)として認められる。一方、これを門脈の肝内分枝からみると、この部位は門脈左枝の臍部(pars umbilicalis)に相当し、臍部の右側枝により内側区域が、またその左側枝により外側区域が形成され、前方は肝円索裂、後方は静脈管索裂に相当しており、これらが肝表面での指標となっている。)
