上腕骨顆は資料によって以下の2通りが考えられると思われる。
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「船戸和弥のホームページ」の「上腕骨小頭」の解説では以下のような文が見受けられる。
「上腕骨顆とは滑車の形をした上腕骨滑車と小半球状の上腕骨小頭からなる。上腕骨小頭は上腕骨の後面にはほとんど顔をだしていない。」
また、「日本人体解剖学 (上巻) 」では以下のように解説している。
「(上腕骨の)遠位骨端の下面には内側・外側上顆の間で橈骨と尺骨と関節する際の関節頭となる上腕骨顆があり、低い隆起によって内側および外側の2部に分けられる」
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「THE FREE DICTIONARY」では、上腕骨滑車や上腕骨小頭以外の部分の名称も見られる。
「the distal end of the humerus, including the trochlea, capitulum and the olecranon, coronoid and radial fossae.」
また、以下の「船戸和弥のホームページ」の解説文の「全体として」という文からも、上腕骨滑車や上腕骨小頭以外の部分も含める可能性があると思われる。
「(上腕骨の)内側上顆および外側上顆の間にある下端部を全体として上腕骨顆という。」
【参考になるサイト】
英語で画像検索をかけたが適当なものが見つからず。
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