乳 稜( にゅうりょう、英:? )

 

以下は「日本人体解剖学」の「乳腺の発生」の解説文となる。

胎生1か月、上・下肢原基の中間に上皮が隆起して1つの線となり、これを乳条といい、胎生3か月に乳稜となる。この部位の胚芽上皮はところどころ肥厚し、真皮中に入って乳腺の基礎を生じる。ヒト胎児では胎生4か月にその1対を残して他は消失する。これが消失せずに発育する場合に副乳(房)となる。乳腺の基礎をつくる細胞集団は分岐して多数の腺分泌部を生じ、胎生8か月にはここに腺腔を認める。分泌機能は胎生末期にすでに営まれ魔乳を出す。