乳 輪( にゅうりん、英:mammary areola )

 

・「妊娠時および出産後には色素沈着が強く黒褐色となる。」(日本人体解剖学)

・乳輪腺は妊娠時に発育が顕著となる。

・「乳頭・乳輪には脂肪を欠き、血管・乳管をもつ緻密な結合組織からでき、発育良好

 な脂腺および平滑筋を含む。」(日本人体解剖学)

・「乳輪腺は一種のアポクリン腺で、約12個ありほぼ輪状にならぶ」(船戸和也のHP)

 

 

乳 房
乳 輪
乳房(縦断面)
乳腺葉(模型図-1)
乳腺葉(模型図-2)

 

以下は「船戸和也のHP」の解説文となる。

乳頭周囲の円形の色素沈着のある部分。乳輪には小隆起である乳輪結節がみられる。その表面には

下層の乳輪腺の存在のため小突起が散在する。乳輪腺は一種のアポクリン腺で、約12個ありほぼ輪状

にならぶ。妊娠すると、乳輪の色調は濃くなり、乳輪腺も発達し大きくなる。