尿生殖三角 ( にょうせいしょくさんかく、 英:urogenital triangle ) 尿生殖三角とは ・尿生殖三角に対して、左右の坐骨結節と尾骨の先端を結ぶ三角状の会陰部の後方の領域を 肛門三角 という。 ・その領域の内容物は、筋肉、神経、血管などいろいろだが、当然のことながら性差がある。詳しくは下のウィキペディアの英語版を参照のこと。 尿生殖三角/肛門三角 骨盤底筋群(女性) 「 ウィキペディア 」では以下のように解説している。 「尿生殖三角(にょうせいしょくさんかく)は、恥骨結合と左右の坐骨結節を結ぶ三角で、会陰の前方を占める部分をいう。なお、後方は肛門三角という。 尿生殖三角の深層には、浅会陰筋膜と尿生殖隔膜がある。尿生殖隔膜は骨盤隔膜の前部浅層にあり、恥骨弓の間に張っている三角形の線維膜である。尿生殖隔膜は上下2枚の筋膜よりなり、それぞれ上下尿生殖隔膜筋膜といい、特に下尿生殖隔膜筋膜は比較的厚く強靭なので会陰膜ともいう。 尿生殖隔膜は男性では尿道が、女性では尿道と膣とが貫いている。 」 また、以下は英語版の解説文となる。 「 The urogenital triangle is the anterior part of the perineum. In female mammals, it contains the vagina and associated parts of the external genitalia. 【 structure 】 The urogenital triangle is the area bound by a triangle with one vertex at the pubic symphysis and the two other vertices at the ischial tuberosities of the pelvic bone. 【 components 】 As might be expected, the contents of the urogenital triangle differ greatly between the male and the female. Some of the components include :[1] ・Posterior scrotal nerves / Posterior labial nerves ( 後陰嚢神経 / 後陰唇神経 ) ・Urethra( 尿道 ) ・Vagina( 膣 ) ・Bulbourethral gland / Bartholin's gland ( 尿道球腺 / バルトリン腺 ) Muscles ・Superficial transverse perineal muscle ( 浅会陰横筋 ) ・Ischiocavernosus muscle ( 坐骨海綿体筋 ) ・Bulbospongiosus muscle ( 球海綿体筋 ) ・Crus penis / Clitoral crura ( 陰茎脚/陰核脚 ) ・Bulb of penis / vestibular bulb ( 尿道球/前庭球 ) ・Urogenital diaphragm ( 尿生殖隔膜 ) Muscular perineal body ( 会陰体の筋部? ) Superficial and Deep perineal pouch ( 線会陰隙 / 深会陰隙? ) Blood vessels and lymphatics ( 血管および リンパ管 ) 」 【 語 句 】 ・ perineum : 会陰 ・ external genitalia : 外陰部 ・vertex : 頂点 ・ pubic symphysis : 恥骨結合 ・ischial tuberosity:坐骨結節 【参考になるサイト】 ・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅰ ・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅱ ・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅲ ・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅳ ・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅴ