・網膜の層のうち最外層にあたる「杆状体・錐状体叢層」に位置する。
以下は「Rauber-Kopsh解剖学」を参考にした杆状体/錐体細胞の内節の特徴となる。
【杆状体細胞の内節】
・ 微細顆粒性で,単屈折性であり,かるく紡錘状にふくらんでいる.
・ しばしば縦のすじがあり,これは外境界膜の線維が籠状に接するためにできている.
・ 外方部にはレソズ形の部分があって,そこが線維性の構造を示している.
この部分は糸状装置あるいは杆状体の楕円体と呼ばれて,たいていの脊椎動物に存在している.
【錐体細胞の内節】
・ 太さが6~7µで,円みをもってふくらんでおり,杆状体の内節ほど外方へ達していない.
・ 外方部には錐状体の楕円体があって,これはヒトでは杆状体の糸状装置とその性状が似ていて,錐状体の内節の大部分を占めている.
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