・サイズ:長さ…約1㎝、幅…5~8㎜ (Rauber-Kopsh解剖学)
・「前庭小管の内口より外側にあり,(途中略)その方向は下外側方へと伸びている.」(Rauber-Kopsh解剖学)
・「Wikipedia」では内リンパ嚢の働きとして以下を挙げている。 ※内リンパ管も同様の働きを有する。
・absorptive(吸収力のある) ・secretory(分泌性の) ・phagocytic(食作用) ・immunodefensive(免疫防御性のある? )
以下は「Rauber-Kopsh解剖学」の解説文となる。
「内リンパ管はその末端部でふくらんで,内リンパ嚢Saccus endolymphaceusというかなりの大きさの平たいふくろになっている.これは長さ約1cm,幅5~8mmのふくろで,前庭小管の内口より外側にあり,側頭骨の錐体乳突部の後面に接して硬膜の2葉のあいだにはさまれている.その方向は下外側方へと伸びている. 」
また、「Wikipedia」では以下のように解説している。
From the posterior wall of the saccule a canal, the endolymphatic duct, is given off; this duct is joined by the utriculosaccular duct, and then passes along the vestibular aqueduct and ends in a blind pouch, the endolymphatic sac, on the posterior surface of the petrous portion of the temporal bone, where it is in contact with the dura mater. Studies suggest that the endolymphatic duct and endolymphatic sac perform both absorptive and secretory, as well as phagocytic[5] and immunodefensive, functions.
Neoplasms of the endolymphatic sac are very rare tumors.
【 語 句 】
・saccule:球形嚢 ・endolymphatic duct:内リンパ管 ・uturiculosaccular duct:連嚢管 ・vestibular aqueduct:前庭水管 ・blind pouch:盲管 ・petrous portion of the temporal bone:側頭骨の錐体部 ・dura mater:硬膜 ・absorptive:吸収力のある ・secretory:分泌性の ・phagocytic:食作用の ・immunodefensive:免疫防御性のある? ・neoplasma:腫瘍
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