軟骨基質( なんこつきしつ、英:Cartilage matrix )

 

 

・線維成分 : 組織の形を維持する骨組み 。コラーゲンは「引っ張り強度」を出し、エラスチンは「元の形に戻る弾性」を出す。

・無定形基質 : 線維の隙間を埋めるゼリー状物質。陰電荷を帯び水分を強烈に引き寄せてキープする

・水 分 : 軟骨基質の多くが水分となる。これらは関節液や軟骨膜の血管から浸み込んだもの

 

 
分類
成分名
軟骨の種類による違い
1 線維成分
Ⅱ型コラーゲン線維

 硝子:Ⅱ型が固形分の約50〜60%を占める。

 弾性:Ⅱ型に加え、エラスチン(純タンパク質)が網目状に密集

 線維:非常に太いⅠ型が組織を埋め尽くす

Ⅰ型コラーゲン線維
弾性線維(エラスチン)
2 無定形基質

プロテオグリカン

(アグリカンなど)

 硝子:非常に豊富(固形分の約30%以上)

 弾性:硝子軟骨と同等に豊富

 線維:線維の隙間にごく少量存在するのみ

多糖類(ヒアルロン酸)
 それぞれの軟骨に占める割合はごくわずかだが(1%未満)大量の水分を保持する働きがある。
他の糖タンパク質
 主に接着剤として作用、リンクタンパク質、コンドロネクチンなど
3 水分
組織液(外液)

 硝子:約70~80%、弾性:約60~70%、線維:約50~65%