モノアミン神経伝達物質

 ( ものあみんしんけいでんたつぶっしつ、英: monoamine neurotransmitter

 

 モノアミン神経伝達物質とは

  

 以下のようなものが挙げられるが、そのうちドーパミン、ノルアドレナリン、およびアドレナリンはカテコール基を有するためカテコールアミン神経伝達物質とも呼ばれる。

 ※ 以下のモノアミン神経伝達物質だが、その全てを挙げられているかどうかは不明。

 

名  称

主 な 特 徴

1

 ドーパミン

 快感、幸福感を生み、運動調整も行う。
(過剰)精神分裂病 (不足)パーキンソン、うつ病

2

 ノルアドレナリン

 意欲向上を促す。覚醒、集中、記憶、積極性、痛みを 感じなくするなどの働きがある。交感神経を刺激。血圧や心拍数を高める。
(過剰)躁状態 (不足)うつ病

3

 セロトニン

 落ち着きや安定感をもたらす。睡眠のリズムの調整
(過剰)錯乱、発熱、発汗 (不足)てんかん発作、うつ病