頬骨上顎縫合 (きょうこつじょうがくほうごう、英:zygomaticomaxillary suture

 

 

 頬骨上顎骨頬骨突起との縫合。(頬骨上顎骨頬骨突起と接合する部分を「上顎突起」としている資料も見受けられるが、一般的な呼称ではないように思われる。)

 「頬骨上顎縫合」をネットで画像検索すると、英語、日本語にかかわらず下のイラストの一番左のもの、つまり頭蓋骨を正面から見たものがほとんどなのだが、上顎骨頬骨突起頬骨と接する面の形状は三角形であるので、頬骨上顎縫合も以下のように3つに分けて考えることができるはずである。

 
  

 

   

側頭窩を後方

から見たもの

 

Oral Studio」のサイトには以下のような解説が見られる。

「・この縫合は顔面頭蓋、とくに上顎骨の発育方向に重要である・前頭上顎縫合、頬骨上顎縫合、頬骨側頭縫合、翼突口蓋縫合の4つの縫合は互いに平行に存在し、脳頭蓋底に対して横断方向に直交しているので、上顎は前下方に発育するといわれる」

 

【イラスト・写真を掲載しているサイト】

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