「眼球の前面で強膜と角膜との境には、強膜と角膜との曲率の違いによって浅い輪状の溝ができ、これを強膜溝という。 」(日本人体解剖学)
「強膜溝は角膜と強膜の間の浅いみぞ。角膜が強く弯曲するため生ず。」(船戸和也のHP)
「Rauber-Kopsh解剖」では以下のように解説している。
「眼球の形が球に近いことはすでに述べた.完全な球形からのずれは,まず第1に角膜の曲率半径(7.75mm)が強膜のそれ(12.70mm)より小さいことによっている.小さい前部すなわち角膜の部分は,大きい後部とのあいだを強膜溝Sulcus scleraeという輪状の浅い溝で区切られている」
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注意)下はインターネットで画像検索をかけて強膜溝のイラストを掲載しているサイトを記すが、上記の解説やイラストが指し示す部分とは異なる。
・ イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅰ
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