・「網膜視部の辺縁に近づくにしたがって杆状体細胞はその数を増す。」(日本人体解剖学)
・「細かいギザギザのある縁」(Rauber-Kopsh解剖学)
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毛様体周辺(横断面) |
網膜視部・盲部 |
眼球(横断面) |
眼球(横断面) |
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以下は「Rauber-Kopsh解剖学」の解説文となる。
鋸状縁は外側部よりも内側部がいくらか前方に伸び出している.すなわち中心がずれているのであって,言葉をかえていえば,毛様体輪は眼球の内側部より外側部でいっそう広いのである.
鋸状縁の鋸歯の数はもともとは(個体発生的に)毛様体の大突起の数(ほぼ70個)と一致するものであるが,のちの状態になるには思いきつて削減のおこることが必要である.鋸状縁の状況ははなはだまちまちで,鋸歯がほんの中しわけ程度のこともあり,とくに眼球の外側部では完全にそれが無いこともあるが,内側部では最もよく,しかもいつも間違いなく発達している.こんなわけで鋸状縁のところでは鋸歯の数ばかりでなく,網膜の縁の様子が全般的に著しい変異を示すのである.
また、以下は「Wikipedia」の解説文となる。
The ora serrata is the serrated junction between the choroid and the ciliary body. This junction marks the transition from the simple, non-photosensitive area of the ciliary body to the complex, multi-layered, photosensitive region of the retina. The pigmented layer is continuous over choroid, ciliary body and iris while the nervous layer terminates just before the ciliary body. This point is the ora serrata. In this region the pigmented epithelium of the retina transitions into the outer pigmented epithelium of the ciliary body and the inner portion of the retina transitions into the non-pigmented epithelium of the cilia. In animals in which the region does not have a serrated appearance, it is called the ora ciliaris retinae.
【 語 句 】
・serrated:鋸歯状 ・choroid:脈絡膜 ・ciliary body:毛様体 ・photosensitive:感光性の ・retina:網膜 ・pigmented:色素沈着 ・iris:虹彩 ・epithelium:上皮 ・cilia:繊毛
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