胸最長筋 ( きょうさいちょうきん、英: longissimus thoracis

 

 
   

 

 以下は「日本人体解剖学 (上巻) 」を参考にして作成した「背部の筋」の図になる。

 

起 始 :腰腸肋筋および胸腸肋筋と一緒に起こる。(日本人体解剖学

    腰部腸肋筋と一緒に強大な腱板でもって腰椎棘突起、仙骨、腸骨後縁、後仙腸靱帯から起始する。

    いわゆる副突起は下位6個の胸椎横突起と上位2個の腰椎の乳頭突起に由来する。

    ※「副突起」とは「副筋束」のこと?

    (船戸和弥のホームページ

停 止 :内側腱列は上位腰椎の副突起および全胸椎の横突起、外側腱列は腰椎の肋骨突起および肋骨角(日本人体解剖学

    胸部では内側への停止は全胸椎の横突起であり、外側への停止は第2~12肋骨の助骨角の内側である。脊柱腰部では、筋束は上記相同の部分へ、内側の筋束は第1~4腰椎の副突起(L5の乳頭突起と同じように)へ、そして外側の停止は第1~4腰椎肋骨突起(胸腰筋膜の深層と同じように)至る。(船戸和弥のホームページ

作 用 : 脊柱を後方およびその側に曲げる

神 経 : 脊髄神経後枝の外側枝(日本人体解剖学

動 脈 :

 

Wikipedia」では以下のように解説している。

「The longissimus thoracis is the intermediate and largest of the continuations of the erector spinae.
In the lumbar region, where it is as yet blended with the iliocostalis lumborum, some of its fibers are attached to the whole length of the posterior surfaces of the transverse processes and the accessory processes of the lumbar vertebræ, and to the anterior layer of the lumbodorsal fascia.
In the thoracic region, it is inserted, by rounded tendons, into the tips of the transverse processes of all the thoracic vertebræ, and by fleshy processes into the lower nine or ten ribs between their tubercles and angles.」

 

【参考になるサイト】

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