棘肋筋とは
以下の図は「日本人体解剖学 (上巻) 」を参考にして作成したものとなる。
「日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説が見られる。
「背部の筋(背筋)は、浅層にある浅背筋と深層にある深背筋からできている。
深背筋は2層からでき、機能的にその第1層は肋骨に関係ある棘肋筋で、第2層は主として脊柱に関係ある固有背筋で、これはさらに形態的に脊柱のほとんど全長に渡る筋とその下層にあって近くの椎骨間を結ぶ筋とに分けられる。さらに、第1頚椎、第2頚椎と後頭骨との間の後頭下筋群を背部の筋に含む。」