後閉鎖結節 ( こうへいさけっせつ、英: posterior obturator tubercle

 

 「日本人体解剖学 (上巻) 」では、イラストにはこの名称が見られるが詳しい解説はない。以下は「船戸和弥のホームページ」の解説文となる。

「 寛骨の後下方部にあり、閉鎖孔の後方と下方部を囲む。寛骨臼の後下部とこの下方の肥厚した三角柱状部が坐骨体で、坐骨体から前内側上方へ伸びる細い扁平柱状部が坐骨枝である。坐骨体の前縁は稜線状で、閉鎖孔の上縁後部および後縁を形成する。寛骨臼切痕の下方、恥骨との癒合部の近くの前縁でしばしばみられる棘上の突起が後閉鎖結節である。 」

 

 以下は「anatomyEXPERT」の解説文となる。

「A small bump on the medial border of the ischial body anterior to the acetabular notch. To this bump attaches the superior ligamentous band of the obturator membrane. Above this band is the obturator sulcus.」