後角 （側脳室）とは
以下が側脳室の主な構成要素となる。
【 構 成 】
下角の各壁の構成は以下のようになっている。 ※参考：「日本人体解剖学 (上巻)
」
・上壁 ： 壁板 ( tapetum ) よりなる。
・他の壁 ： 後頭葉の髄質よりなる。内壁には以下の2つの縦の隆起が見られる。
1. 後角球 ( bulb of posterior horn ) ※不定？
2. 鳥距 ( calcar avis )
「船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。
「後角は側頭葉中（「後頭葉中」の間違え？）に向かって突出し、その上壁および外側壁はやはり壁板からなる。その他の壁は後頭葉の髄室によって作られ、内側壁には上下各１個のかたまりがある。上のものは不定で、後角球と呼ばれ、脳梁膨大から後方に延びる線維群、すなわち大鉗子によって作られる。下のものは恒存し、鳥距溝のため生じたもので、鳥距という。」
また、以下は「Wikipedia」の解説文となる。
「The posterior horn of lateral ventricle or occipital horn, passes into the occipital lobe. Its direction is backward and lateralward, and then medial ward. Its roof is formed by the fibers of the corpus callosum passing to the temporal and occipital lobes. On its medial wall is a longitudinal eminence, the calcar avis (hippocampus minor), which is an involution of the ventricular wall produced by the calcarine sulcus. Above this the forceps posterior of the corpus callosum, sweeping around to enter the occipital lobe, causes another projection, termed the bulb of the posterior cornu. The calcar avis and bulb of the posterior cornu are extremely variable in their degree of development; in some cases they are ill-defined, in others prominent.」
【参考になるサイト】
・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅰ
・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅱ
・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅲ
・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅳ
・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅴ
