骨盤出口とは
「 骨盤下口 」と同義と考えてよいと思われる。
・「日本人体解剖学 (上巻) 」の索引にはこの名称は見られない。
・ネットで検索をかけても、この名称が用いられているのは「1年生の解剖学辞典」と「Rauber-Kopsch解剖学」くらいである。
「骨盤出口とは、骨盤下口のことで、骨盤の下側にあいている大きな穴の部分のこと。骨盤の下側の出入口の役割をしていて、尿道や腟、肛門などが、ここにあり、この骨盤の内側と外側をつないでいる。」
「1年生の解剖学辞典」
「会陰Perineum, Dammという名前はもともと肛門と外陰部のあいだの小さい領域だけをいうのである.というのはこの領域は肛門と外陰部のあいだに1つの土手Damm のようにはさまれているからである.広い意味では会陰は骨盤出口の全体を指し示すのである.」「Rauber-Kopsch解剖学」