骨小腔(骨構造) ( こつしょうくう、英:lacuna )

 

 骨小腔とは

  

 

   

 

 「Rauber-Kopsch解剖学」には以下のような解説が見られる。

「骨細胞は基質の内部の空所内にあるが,この空所の形は骨細胞とその突起の形によく似ている.晒した骨では細胞がなくなってこの空所のみがよく見えるわけで,これを骨小体Knochenkörperchenあるいは骨小腔Knochenlücken oder Knochenhöhlenという(図79).

骨小腔の多くはレンズ形をしていて,長さ13~31µ,幅6~15µ,厚さ4~9µであり,数多くの突起(骨細管Knochenkanälchen)をあらゆる方向に出して,この突起が隣のものとつづく.また骨という器官についてみると,骨細管の一部は骨内の大小いろいろの髄腔や血管の通る空所に通ずるし,また骨の外面にも開いているのである」

 

 また、以下は「Wikipedia」の解説文となる。

「The Lacunae are situated between the lamellae, and consist of a number of oblong spaces. In an ordinary microscopic section, viewed by transmitted light, they appear as fusiform opaque spots. Each lacuna is occupied during life by a branched cell, termed an osteocyte, bone-cell or bone-corpuscle. Lacunae are connected to one another by small canals called canaliculi. A lacuna never contains more than one osteocyte. Sinuses are an example of lacuna.」

 

【参考になるサイト】

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