■ 有機成分と無機成分 ■
無機成分と有機成分の割合は資料によってばらつきがある。ここでは「7:3」としてみたが、無機成分の割合がもっと高い資料も見受けられる。
以下では細胞も有機成分として加えている。
「船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。
「基質成分の大部分は結合性のハイドロキシアパタイトで、ここの結晶は厚さ1.5~3nm、長さ10nmの板状ないし長杆状で、線維の長軸に沿って配列する。」
「基質に含まれる線維性分(骨線維)は膠原線維で、直径約50~70nm、64~68nmの横縞をもち、骨組織に加わる張力や歪力に対向しうる力学的合理性をもった配列を示す。」
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