筋膜側頭線 (きんまくそくとうせん、英:)

 

 「上側頭線」のことだと思われるが、呼称としては一般的でなくネットで検索してもヒットしない。

 

Rauber-Kopsch解剖学」の「頭頂骨」の解説ページには以下のような解説文が見受けられる。

「この結節(頭頂結節)の下に,前からうしろへ低い弓状の隆起線が走っている.これが側頭線Linea temporalisで,前頭骨から頭頂骨へ続いているものである.さらにその上方で,あるいは近く,あるいはかなり離れて,同じ方向に走るもう1本の隆起線がある.これは側頭線よりもずっとはっきりしないことが多く,筋膜側頭線Linea temporalis fascialisと呼ばれるものである(図234).この2本の線で囲まれる帯状の部分は平滑なことが目立っている. 」