基底板（脈絡膜）（ きていばん、英：basal lamina (of choroid) ）

 

　3層構造：①網膜色素上皮の基底板　②脈絡膜の毛細血管の網膜側の基底板　③両者の間を埋める膠原および弾性繊維層

　※「Wikipedia」では5層構造としている。　

　

以下は「日本人体解剖学」の解説文となる。

色素上皮層と直接接する結合組織を含む無構造、透明な薄い膜である。老人では肥厚あるいは石灰沈着をきたすことがある。

 

また、「Wikipedia」では以下のような解説文となる。

　Bruch's membrane is the innermost layer of the choroid of the eye. It is also called the vitreous lamina or Membrane vitriae, because of its glassy microscopic appearance. It is 2–4 μm thick.

【Layers】

Bruch's membrane consists of five layers (from inside to outside):

  1. the basement membrane of the retinal pigment epithelium
  2. the inner collagenous zone
  3. a central band of elastic fibers
  4. the outer collagenous zone
  5. the basement membrane of the choriocapillaris

The retinal pigment epithelium transports metabolic waste from the photoreceptors across Bruch's membrane to the choroid.

 

【 語 句 】

・choroid：脈絡膜 ・vitreous：透明な ・glassy：ガラス状の ・microscopic：ごく小さい ・retinal pigment epithelium：網膜色素上皮 ・collagenous：膠原性の ・elastic fiber：弾性繊維 ・choriocapillaris：脈絡毛細管 ・metabolic：代謝の ・photoreceptor：光受容細胞

 

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