奇静脈葉( きじょうみゃくよう、英:azygos lobe )

 

以下は「奇静脈葉に起因する自然気胸の1例」からの解説文となる。

奇静脈葉は肺の形成過程で奇静脈が右上葉に入り込 みくびれが生じることによって形成された一種の形成 異常

 

また以下は「船戸和也のHP」の解説文となる。

水平裂は右肺のみにみられる。水平裂は肺の前面で第4肋骨に沿ってほぼ水平に横走する。

斜裂、水平裂のほかにも、副裂がみられ、これによって副葉が生じることもある。たとえば、

右肺上葉の内側面に接して、奇静脈が前方に向かって弓状に走り上大静脈にそそぐが、奇静脈

が肺に深く入り込み、奇静脈葉をつくることがある。

 
奇静脈葉
 

 

以下は「Wikipedia」の解説文となる。

In human anatomy, an azygos lobe is a normal anatomical variation of the upper lobe of the right lung. It is seen in 0.3% of the population. Embryologically, it arises from an anomalous lateral course of the azygos vein, in a pleural septum within the apical segment of the right upper lobe or in other words an azygos lobe is formed when the right posterior cardinal vein, one of the precursors of the azygos vein, fails to migrate over the apex of the lung and penetrates it instead, carrying along two pleural layers as the azygous fissure, that invaginates into the upper portion of the right upper lobe

【語句】

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